不定期支出を固定費化【家計の断捨離】最初にすること
不定期支出や年間大型支出を固定費化して、考えずに管理する
不定期支出の固定費化手順【最初にすること】
*支出を把握する*
不定期支出は把握に時間がかかる
食費や日用品なら、1~2か月記録をつければ大体の支出は把握できる。
不定期支出は数か月や年1回などの支出なので、ある程度長期的に記録をつけるか、記憶をたどる、想像して支出を把握する必要あり。
過去に家計簿をつけていた場合
数か月に一度、年に一度、時々などの支出を抜き出す。
家計簿をつけていない場合
カレンダーの行事や休みを確認し、月ごとに不定期支出を想定する。
学校の行事予定から支出のありそうなイベントを確認する。
通帳の引き落としや振込履歴を追う。
*支出を項目に分ける*
年払い、不定期支出の例
①ほぼ定額でかかるもの
税金
NHK受信料
サブスク利用料(amazonprime会員費、netflexなど
健康診断、ワクチン接種費用
(賃貸)更新費用、火災保険
ふるさと納税の一時的支出
②金額があいまいなもの
子どもの行事費用(入学卒業、七五三、長期休みの保育料、塾の夏期講習代、クリスマスや誕生日などのプレゼント代)
冠婚葬祭、お付き合い費(プレゼント代、会食代)
長期休みのレジャー費、帰省費用
季節ごとの衣類購入、クリーニング費用
家具家電費用(故障時の買い替えなど)
備蓄関連費用(災害用トイレや家族分のヘルメット、長期保存水、蓄電池の購入)
金額が明確なものとあいまいなものは、項目を分けたほうが積立金額を決めやすい
金額が明確なもの→「年払い」
あいまいなもの→「子供費」「レジャー費」「家具家電」「衣類費」など。
金額の概算が出せる場合は項目をまとめても支障は少ない
過去の金額から概算を出せる場合は、数種類の支出をまとめても積立金額と実際の支出との差が少なく、積立金額内に収まりやすい。
過去に家計簿をつけておらず、本当に金額があいまいな場合は、項目を細かめにしておくと、後で足りないということになりにくいかも。
*項目ごとに月額換算する*
項目ごとの年間総額を出したら、12で割って月額換算する
例)
「年払い」年額12万÷12=月額1万
「子供費」年額18万÷12=月額1万5千
「衣類費」年額20万÷12=16,666→1万7千
*収入から自動積立する*【SBI銀行目的別口座を活用】
給料日後に自動積立されるよう設定する。
口座開設と同時に作成される代表口座のほかに、いろいろな目的の資金をお一人の名義内で分けて管理できる預金専用の「目的別口座」をご利用可能です。
10個まで好きな口座を作れて目標設定もできる!目的別口座は自分で口座名をつけることができます。目標金額や期日を設定し達成状況も確認できます。
自動貯金できる!金額・タイミングを設定すると代表口座から目的別口座に自動振替できます。
*SBI銀行HPより引用。
SBIの目的別口座は以前から利用していましたが、口座数が10個まで増え、自動振替ができるようになって、さらに貯蓄や積立の利便性がアップしました。
設定してしまえばあとは放ったらかしで貯まっていきます。
ここまでで準備は完了。次回からは週ごと、月ごとの管理。
***
不定期支出の固定費化手順リスト
最初にやること ☑
週1作業
月一作業
固定費化のメリットデメリット
次回も、固定費化手順リストに沿って記載。