不定期支出を固定費化【家計の断捨離】固定費化のメリットデメリット
不定期支出や年間大型支出を固定費化して、考えずに管理
不定期支出の固定費化手順
最初にやること 済
→年間の定期支出・不定期支出を見える化、項目分け、自動積立設定しました。
週1作業 済
→実際の支出を項目ごとに整理しました。
月1作業 済
→自動積立口座(SBI銀行目的別口座)から、引き落とし用口座(代表口座)へ振替えて、積立口座から支出しました。
固定費化のメリットデメリット
*支出の固定費化メリット*
管理する項目・金額が減る→家計管理の負担軽減
- 定額化・固定費化することで、変動費の割合が少なくなる
- コントロールする対象が減り、時間や精神的にも余裕が生まれる
支出済みにすることで「まだ使えるお金がある」感覚が薄くなる=あると使ってしまう人に有効
- 固定費積立=支出済みという感覚で、「まだあるお金」という認識がない
- 予算建てをしてもつい使ってしまう人に有効
使わなかった分が自然に溜まっている
- 「支出済み」感覚で自動積立→週1項目分け→月1振替作業だけなので、積立用口座を見るタイミングも少なく、残額分は気づけば貯まっている
余裕を持って金額を決めているため、予定外の支出がなくなる
- 19,000→20,000、13,500→14,000など、各予算を切りのいい数字で多めに設定する
- ある予算でオーバーしても他の予算でカバーできるなど、予算内に収まりやすい
例)
「レジャー費」
帰省費用が1万円オーバーだが、遊園地レジャーが近場の公園へのピクニックに変わったのでカバーできた
予算管理しやすいため、余剰分は定額貯金しやすい
- 固定費化=動かない金額なので、予想残額を定額貯金として先取り貯蓄できる
例)
<手取り30万の場合>
基本の固定費「家賃」「保険料」など:15万
変動費「食費」など:6万
固定費化した定期・不定期支出「レジャー費」「年払い」など:6万
残り→定額先取り貯蓄:3万
*支出の固定費化デメリット*
年間支出の把握など、最初にすることが多い
- 年間支出のため、支出内容を把握するまでに時間がかかる
- 家計簿をつけていない場合、過去に使用した金額がわからない→ネットなどで相場の金額を調べるなどして予想金額を出す必要がある
- 家計簿アプリの設定、目的別口座の設定などの手間がある
余裕をもって固定支出額を決めているため、固定支出を含めた月の予算が膨らむ
- 固定費化では、予算オーバーしないためにも余裕を持った金額設定をする
↓
- 実際の使用金額より数千、数万円大きな金額を積み立てることになり、予算は膨らむ
- 残額分の先取り貯蓄金額が予想より低くなり、モチベーションが下がることも。
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不定期支出の固定費化手順リスト
最初にやること ☑
週1作業 ☑
月一作業 ☑
固定費化のメリットデメリット ☑